カフェモンサンルー

2018/04/07

コントロールドラマ

田房永子さんの本「それでも親子でいなきゃいけないの?」を買いました。
窓際の本棚に置いてありますので
興味のある方はどうぞー☆

お子さんがいらっしゃる方は
お父さんも、お母さんも、
一度読んでみてもよいかもしれません。
自分を省みる時間になります。
誰かを責めるためではなくて、
子どもがなるべく苦しまなくてよいように。つらい気持ちを抑圧しなくてよい風通しのよい環境を大人が作れるように。
大人が自分の満たされていない感情に気づけるように。
その感情を周囲に撒き散らすのではなく、
自分で自分を育ててゆけるように。

お父さんたちの、傍観者的位置や、無関心、逃避、支配、コントロールは、
のちのち家族の大きな歪みになること間違いないので、
お父さんたちも
何かカウンセラーや、セラピーなど
精神に作用するこう精神薬を飲まされるようなやつではなくて、
信頼できる、安心できる、腹を割って話せる場所を探してみるとよいですよね。

この本を読んで、冒険小説「聖なる予言」シリーズを思い出す方もいらっしゃるかも。
コントロールドラマですよね。
田房永子さんのお母さんは「尋問者」ときどき「犠牲者」さらに「脅迫者」。
お父さんは、「よそよそしい傍観者」。
そんなコントロールドラマが繰り広げられていたのですよね。
ドラマを止めることが出来れば。
でも、ドラマを止めるにはどうすれば???
自分だけで止められるなら、とっくにやめているだろうし、
やはり乗り越えた人たちの体験談や、
それをサポートしてきた人たちの話が役に立つのかもしれません。
田房永子さんはゲシュタルトセラピーをされたり、ヒプノやさまざまチャレンジしていたそうです。
フラワーエッセンスやホメオパシーも
グルグルのループから脱出するエネルギーをくれると思います。

両親の人生を深くみて行くこと。
どのように育ってきたのか。価値観はどこからきているのか。
子どもである自分が社会で生きて行くときに、
父と母の生き方、考え方を統合し、
より自分にとって真実に近い生き方を、より優れたものを作り出し、
コントロールドラマを手放してゆけるよう、
エネルギーの争奪戦に参加しなくてよいよう、
自分のエネルギーが常にどうなっているかを注意深く観察し、
感じてゆけるように。

いま、やっと、母と娘の関係がクローズアップされてきましたが、
もっとこじれやすいのは、父と息子かもしれません。
だんだんそちらもクローズアップされてゆくと思います。

コントロールドラマ真っ最中の家族に、
現代医学が向精神薬を投入してしまい、
その副作用のために、
問題がさらにややこしく、さらに複雑になってしまい、
限りある貴重な時間も無駄にしてしまっていることもありそうです。

スムーズに、すばやく、
よりよい方向へ向かえますように。
カフェモンサンルー