カフェモンサンルー

2018/09/01

恋の季節。読書の秋。

涼しくなってきたら
フィクションの本が読みたくなり
読書家のお客様方におススメの恋愛小説を
教えていただいていました。

教えていただいた本を探しに
本屋さんに行って、
わくわくしながら、棚に並ぶ背表紙を眺めていると
うっすら光を放つような存在感の本がありました。

松尾由美さんの【九月の恋と出会うまで】
という文庫本でした。

ちょうど九月だし、読んでみようかなと
購入して帰宅しました。

失礼ながら知らない作家さんでしたので
検索してみると、
なんと、なんと、
来年実写映画化とのことでニュースになっていました。

うっすら光を放っていたのは
こういうことかー!と
勝手に納得しました。

以前、田房永子さんの【母がしんどい】が本屋さんの奥の棚で
光を放っていたときに見つけて購入したあとも
そのあと田房永子さんの人気が爆発したりして、

不思議と本自体からのメッセージみたいなものがあるのかもしれないと
興味深く思いました。

世間的に人気、とかではなくても
例えば、いま、自分に必要な情報が載っている本からの引力、
または自分が引き寄せているのかもしれませんが、
とても不思議で面白いし、
それを味わえる本屋さんという場所の
大きな大切な存在意義でもあると思います。
たまたま本棚に目がいった、
たまたま本棚から落ちた、
たまたま平積みが一冊だけ斜めになっていた、
なんとなく惹かれた、その意味。

読書の秋。
みなさまのオススメは何でしょう。
カフェモンサンルー