エンパシー

その日はスタッフａの母の誕生日でしたので、午前中に海近くのお墓まで赴き、菊のお花たちの中にお祝いの気持ちのバラを数本ずつ混ぜてお供えしてまいりました。
お線香に火をつけながら、無意識に口から出た「happy barthday〜♪ to you〜♪」。
その場所と似つかわしくない陽気なメロディに、勝手に涙がボロボロと出てきてしまいました。
１２年も経っていて、お墓に来ても泣くことはもう久しくなかったのですが、母の人生を思ったとき、猛烈に申し訳ない気持ちがわきあがってきて。
陽気なメロディが、心の蓋をバコッと外してしまったのでしょうね。帰るときには、大きなクマバチさんがどこからかブーンと飛んできて目の前でホバリング。母からの返答のように感じました。
本日の格言：お墓で陽気な歌を歌わないこと（とくに、一人のとき）

さてさて、ここ数日はエンパシーについて考えておりました。
日本人は５人に１人はエンパシー能力者なんだそうです。
イギリスやアメリカなどは、２０人に１人だそうですから、思いやりの大切さや、他人に迷惑をかけないようにと教育されて育つ日本人ならではの統計のように思いました。（まさに、空気を読む、というヤツですね☆）

休日の夜、混雑も落ち着いたデパートへ買い物へでかけると、足元をヒョイとすくわれるように感じたり、売り場全体に大きな渦がぐるぐるまわっているようで（夏休みのプールでみんなが輪になって一方方向に泳ぐと流れるプールのようになるときのような）その渦に引っ張られるように感じたり（その波に酔ったり）、買うものは決まっているのにぜんぜん欲しいものを決められなかったり（日中その売り場で何を買おうか迷っている人の残留思念に迷わされている？）。
欲しいもの、必要なものが、なにひとつ買えなかった情けなさ。
エンパシー能力の、オンオフを自在にできる人になる、を目標に掲げたいと思いました。（オフにすることができるんだ！？と感動しました。）

文化の日の昨日もたくさんの方々にお越しいただきましてありがとうございました。
あいにくの満席で、お席にご案内できなかったお客様、本当に申し訳ありませんでした。大変心苦しく思っております。
またのご縁をいただけましたらありがたく嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

☆平日は２１時まで営業中です☆

ただいま大好評開催中、ちびぐるみ作家の藤村みゆきさんによる『ちびぐるみ写真展〜ちびっと妖し懐かし勿怪の幸い〜』、残すところあと２日間の展示となります。
どうぞお見逃しなく♪
展示をご覧いただくのみでも大歓迎です。
お気軽にお越しくださいね♪

本日もご覧いただきましてありがとうございました。
明日も素敵な一日となりますように☆