カフェモンサンルー

2013/01/26

シンクロに溺れる

お客様と山形県の農作物や在来種についてお話して、帰宅し、天気予報を見ようとテレビをつけました。
『満点☆青空レストラン』http://www.ntv.co.jp/aozora/content/20130126.html
という番組が放映中でなんとというややはりというか
山形県の食べ物を紹介していました。
パツパツと美味しそうな赤根ほうれん草。
100年の歴史を持つ伝統野菜なのだそう。
そして納豆汁紹介のところで、おじいさんの緊張具合にこちらまで緊張してしまい見ていられなくなり(笑)チャンネルを変えると
『雑学家族』という番組になりました。
新潟県では、日本一子どもの虫歯の数が少ない県なのだそう。
1.給食では、よく噛まないと飲み込めないメニューを提供。(唾液が虫歯予防になる)
2.給食後の歯磨きで、低学年の生徒を保健室の先生が磨き残しチェック
 
そして、
番組の最後を飾る第三番目は、
 
3.フッ素でうがい
 
なんてタイムリーなんだ!
番組内では、
歯の成分に似ている卵の殻と、
虫歯の原因となる酸の代わりとしてお酢を用意し、
卵の半分をフッ素にひたし5分置いて、
卵をお酢の中にいれるとフッ素をつけなかった部分が酸により溶けだしはげしく泡立っているのに対し、
フッ素でコーティングされた部分はほとんど溶けだしていない、
と実験内容を放映。
ずいぶん大雑把で乱暴な実験だなあ、と思いながら見ていましたが、
コメンテーターのみなさんはその映像を見てフッ素(フッ化ナトリウム)を塗るべきと大騒ぎ。
はい、洗脳完了。
先日のNHKの『オトナへのトビラ』のガンについての特集のときもそうでしたが、
番組が言いたいことは最後に。
最後に放映されたことは印象に残りやすいですからね。印象操作です。
帰宅して、たった10分の間のシンクロに、溺れそうになります。ブクブク。
そうそう、
フッ素でうがいしていた小学校の映像に映っていたのは、
【フッ素Na】と思いっきり書いてあるビン!
フッ素ナトリウムとは。
番組内では、つじむら歯科医院の辻村傑先生という方がフッ素について推進する形で説明しておりましたが。

宮千代加藤内科医院の加藤先生はまったく逆のお話で、大変興味深いです。http://www.geocities.jp/m_kato_clinic/index.html#fluoride

個人個人で、やりたい人がフッ素を塗るならいいのですが、
学校で強制的に、というのは、人権侵害行為ではないかと思いました。
ちょうど、タイムリーな話題でしたので載せてみました。
詳しくは、日本弁護士連合会の【集団フッ素洗口・塗布の中止を求める意見書】をご覧ください。
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/110121.pdf
 
はあ〜、やれやれでした。
山形県の美味しい野菜については楽しいシンクロでしたが、
フッ化ナトリウムのお話は疲れるシンクロでした。
あちらも急いでいるのでしょうか。
小樽の『小樽・こどもの環境を考える親の会』さまから→http://blogs.yahoo.co.jp/kankitiao/7754008.html

マスメディアが伝えない"新聞・テレビの歴史と今"
http://www.thinker-japan.com/think_media.html
 
見たこともない美しい世界を教えてくれるのもマスメディア、
たのしいエンターテイメントを伝えてくれるのもマスメディア、
感動したり笑ったり泣いたり、
さまざまな思い出をくれるのもマスメディア。
でもときどき、
スポンサーが裏にいて、お金があってのマスメディアだと思い出さなければいけないなぁと思いました。
とくに、健康に関する情報は、制作側の意図を読みながら。(NHKはCMがありませんが、なんらかの
誘導を感じる(ワクチンやフッ素など)場合はやはり何かの圧力が働いているのでしょうか?)
カフェモンサンルー