カフェモンサンルー

2014/03/04

お花と詩と

今週のお花は
ラナンキュラス(カンヌ・メネルブ・ペジェ・エムベージュ)、
フリージア(サンドラ)、
ボケの枝もの。
お花と一緒に届けてくださる「はなやつうしん」の余白に
今日は、まどみちおさんの詩の一節が添えられていました。
すてき。
調べたらこんな詩でした。
 
 
うたを うたうとき
 
うたを うたうとき
わたしは からだをぬぎすてます
 
からだを ぬぎすてて
こころ ひとつに なります
 
こころ ひとつに なって
かるがる とんでいくのです
 
うたが いきたい ところへ
うたよりも はやく
 
そして
あとから たどりつく うたを
やさしく むかえてあげるのです
 
「うたをうたうとき まど みちお」
 
…………………………

あとからたどりつくうたを、やさしくむかえてあげるのです、
というところがとくにジンと響きます。
うたをうたうとき、日常使うところとすこし違う脳の部分を使うような気がします。
音程をイメージし、そこにからだから音を出し当てるような感じです。
絵を描くときに、イメージした色をイメージした場所に置く作業にも似ているような気がします。
こころが、やさしくむかえてあげる。
なんとすばらしい表現でしょう。
美しい花ばなに添えられた、うつくしい詩のおかげで
私は今日一日満ち足りて過ごせそうです。
ありがとうございます。
まどみちおさんのご冥福を心よりお祈りしております。

napunapu garden さん http://napu2.exblog.jp/
 
マスターも早速届けていただいたラナンキュラスさんをモデルにしました♪→https://www.facebook.com/hitoshi.oouchi.5?ref=tn_tnmn
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