カフェモンサンルー

2014/06/08

有機物質メタアルデヒド

人工降雨について調べていたら、
雲核、クラウドシードにつかう物質でヨウ化銀は有名ですが、他に、ヨウ化鉛や、メタアルデヒドがあるとありました。
メタアルデヒド?
調べると、カタツムリなどの駆除につかう物質だそう。農薬ですね。
また、固形燃料にも使われるそうです。
メタアルデヒドを、氷晶核、つまり雲のタネに使うことを発見したのは米国ユタ大学名誉教授、アメリカ気象学会特別会員、
そして日本気象学会会員の福田矩彦さん。
ユタ大学で、気象制御技術を使い、乾燥した地に適用を目指し、
1980年代半ばには、「プロジェクト マウンテン バリー サンシャイン」計画を打ち出します。
雲のタネまきにより過冷却霧を消し、大気汚染を軽減しようとしたのだそう。
雲のタネまきがすでに大気汚染ではないかと思ってしまいましたがどうなのでしょうね。
資金難のためそのときは実現しなかったようです。
1996年からは、九州大学を中心とする人工降雨研究グループと共同で、《航空機を使っての新しい雲のタネ撒き方法》を試験し、その実用性を実証。
福田矩彦さんは2010年に亡くなられました。
以上、日本気象学会の会報「天気2010年7月」から、北海道教育大学の高橋庸哉さんのお話を参考にさせていただきました。
http://www.metsoc.jp/tenki/pdf/2010/2010_07_0091.pdf

2007年あたりから、マスコミを賑わし被害をうける方々も増えているゲリラ豪雨や異常な天気。
本当に、地球温暖化だけのせいなのだろうか、そもそも地球温暖化なのだろうか。

学者の方々が言うように、最小限の気象改変や気象操作だけで、渇水に悩む場所へ雨の恵みがあればよいですが、
あちこちで起きている想定外の災害を見るたびに、自然のものなのか、
それとも気象改変実験の失敗なのかと思います。
気象研究所物理気象研究部にいらした村上正隆さんの資料を読むたびに、
「最小限の人工的刺激によって自然の雲が持っている潜在的能力を最大限に引き出す」実験がうまくいくまでに、いくつの家屋が倒れ、いくつの道路が流され、どれだけの命が必要なのだろうかと想像します。
いま、実験が進んでいるとしたら、資金難ではないということ。

地球や自然をあまりいじくりまわすと、あとが心配です。
いらぬ心配でありますように。

本日もご覧いただきましてありがとうございます。
雨の中のご来店に、心より感謝申しあげます。


ヨウ化鉛に関しては宿題にしよう。と思ったのですが、少し調べただけですでになんだか毒物だし劇物だし、血液や神経、腎臓にも悪いとあります。
黄色い粉。車にいつもついてるやつ、まさか黄砂じゃなくて、花粉じゃなくて?
まさかね。だれか調べてくれないかなあ。
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