カフェモンサンルー

2016/08/18

コントロールドラマについて

以下、抜粋。

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【コントロールドラマの分析】

読者からの質問で一番多いものは、
「どうすれば私のコントロールドラマから抜け出せますか?
どうしたらいいのですか?」
というものです。

《自分のやっている行動に気づく》
自分のドラマを止めるための第一歩は、
子供の時に自分が身につけたコントロールドラマを、
はっきりと認識することです。
先のページに記されている特徴をよく検討し、自分の行動に注意します。
特にストレスが強いときや、何か心配事があるときはどんなになりますか?

好戦的、短気、かたくな、怒りっぽい、
そして人をおどしたり、支配したりし始めますか?
(脅迫者)

他の人を疑ったり、彼らは注意が足りないと感じますか?
彼らに皮肉を言ったり、忠告したり、詰問したりしますか?
(尋問者)

相手と距離をおき、近づき難く感じさせ、批判されるのが怖くて、
自分の気持ちや考えを明らかにしなければならない状況を避けてはいませんか?
(傍観者)

いつも文句ばかり言い、問題にだけ目を向けては、
他の人が助けに来てくれることを望んでいませんか?
(被害者)

《どんなタイプを自分に引き寄せているか気づく》
対応ドラマを演ずるのをやめることです。
日頃の自分の人との付き合いかたの傾向に気づき、
ゲームから退く決心をしてください。

例えば、あなたは脅迫者にいつも出会っていませんか?
もしそうならば、あなたは多分、
コントロール不能と感じるか、力を奪われたように感じているでしょう。
あなた自身脅迫者になって、エネルギーを取り戻そうとするかもしれません(それは、エネルギーは少ししかないと思い込んでいて、取り合いをしなければならないと信じているためです)。
あるいは、彼らの行為の犠牲者になったと感じていると、
あなたは自分の人生に責任を持とうとせず、
自分の無力さを正当化してしまうでしょう。
脅された時には、自分自身の怒りや不当だと思う感情と
どこで触れ合う必要があるか、認識して下さい。
あなたはどんな行動を取るべきなのでしょうか?
防衛的な言葉を口にするのは、
エネルギーを取るために被害者の立場になっている証拠です。
40歳のある男性は次のように言っています。

「母(脅迫者)に電話するとき、私はいまだに自動車の故障とか、お金の問題などから話し始めるくせがあることに、やっと気がつきました。
無意識の内に、私がまだ母の援助とエネルギーを必要としていると、彼女に感じてもらいたがっているのです。
自分について、何か良いことを話すと、母が私を"いつもの私の居場所"に置くために、私を批判するだろうと感じているのです。」

また、例えば、被害者たちが列をなして、泣きながら、あなたに話をしに来ませんか?
あなたはすでに自分に責任をとり始めていて、
これは、他人のせいにしてはいけない、とあなたに思い出させるために起こっているのかもしれません。
又は、あなたが自信がないか、落ち込んでいるか、恐れているかしているのに、
その原因がわからないのかもしれません。
この場合には、あなたは自分が被害者になっていて、
その波動を外に投影しているのです。
被害者の友達にあなたがした忠告は、
あなた自身に必要なのかもしれません。

あなたの人生には、気になる尋問者はいませんか?
もし、いたとすれば、
あなたは感情を隠し、本当のことを言っていないのかもしれません。
自分がどのようにして、その人からエネルギーを吸いとっているのか、自分に問い直して下さい。
あなたは自分で直接言いたくない事を、その人に気づいて欲しいのでしょうか?
それとも本当は自分に満足していないのに、表面上は満足している振りをしているのではありませんか?
あなたは宇宙の源とのつながりを、どのようにして失ってしまったのですか?

誰かあなたに対して傍観者的でよそよそしい人はいますか?
近より難くて、何となく謎めいた人です。
それでもその人にいつも近づきたくて、
その人の考え、行動、思いなどについて想像をめぐらしたりしていませんか?
おそらく、あなたはその人に対して、
その人の親がしていたこと、
つまり、彼を尋問し、見張るということをしているのです。
その人は巻き込まれないように、
又は、無理に何かさせられたりしないように、
謎めいて見せているのかもしれません。
あなたの行動は、子供時代の不安が原因だということを、良く憶えていて下さい。

あなたの体に注意を向けてください。
例えば、批判されたり、問いつめられたりしたとき、
体が固くなるかどうか注意してください。
固さ、冷たさ、恐怖などの感覚は、
あなたがエネルギーの奪い合いをしており、
自分の中心と分離してしまっている証拠です。

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【聖なる予言:実践ガイド/ジェームズ・レッドフィールド&キャロル・アドリエンヌ/山川紘矢・亜希子=訳】

起きているコントロールドラマを
はっきり指摘すると、
いま、力の奪い合いが起きていることが明るみに出て、
自分の本当の感情に気づき、そこから自分を解き放つための行動が起こせるようになるそうです。
誰かを説得したいとき、
自己防衛にやっきになるとき、
おどされていると感じたり、
罪悪感を感じたりするとき、
すくんだり、
混乱したり、
追い詰められていると感じたときは
コントロールドラマに巻き込まれ力の奪い合いが起きているそうです。

大切なのは、真実を表に出すこと。
常に、愛と理解を相手に送りながら、
自分を信頼してゆくことが大切になるそうです。

ヒントがたくさんあります。
サンルー図書にもありますし、
一冊家庭にあれば、みんなで読めて、話し合いもできたら最高なのではないかと思います。
カフェモンサンルー