カフェモンサンルー

2017/02/28

教育

となりの国を憎むことで
じぶんの国を愛することを強要することは
虐待だと思う。洗脳だと思う。
(近所の家庭をみて蔑み、自分の家はこんなに立派だと父親が言っている家庭を想像してみる。加藤諦三さんの本によく出てくる機能不全家族。)

何かを憎むことを強要されたとき
何かを憎む自分をもまとめて
心の底で憎むようになると思う。
自己否定が潜在意識の中で育つ。その自己否定感は常に不安や苛立ちとなって人生につきまとうだろう。
心の奥底で、自分が好きになれず、嫌いなのだから。

自然に触れ、たくさん遊び、まわりの大人たちの様子が安心できるものであれば
四季折々の行事、食べ物、さまざまなことを通して
情緒が豊かに育ち、

日本はいい国だな
大切にしたいな、誇らしいな、
と健全な愛国心がわきあがるようになり
同時に、
他の国の人たちも幸せだといいな、と

愛国心とともに、思いやりの気持ち、平和への思いも育つのではないだろうか。

子どもたちに自分の政治思想について
大人の権力を使って言わせるような教育は
健やかな情緒の発育を阻害し
不必要な憎しみの連鎖を生み出し、
いじめの根っこを作り出す。
間違った道徳観は心を破壊する。
その子たちの良心や、インナーチャイルドは
どんなに苦しいだろうかと
想像するだけで怒りがわくようです。
そんな教育が許されるのかと思いました。
そんな教育が許されるのなら、
日本はおかしな方向に向かっているのですね。
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