カフェモンサンルー

2018/02/07

デンマークの絵本

昨夜は
なぜあの歌が嫌なのか
なぜあの絵本作家が苦手なのか
自然発生的に家族会議が開かれました。
嫌だと思う気持ちの奥には
自分へのヒントが隠されているから
深く掘り下げたいと思いました。

そこで思い出したのが
デンマークの作家オーカソンさんの絵本。
【おじいちゃんがおばけになったわけ】です。(写真)
こちらは2005年に出版された本です。
絵は、スウェーデンの絵本作家エヴァ・エリクソンさんが手掛けています。
菱木晃子さんの翻訳も素晴らしいと思います。
とてもよい絵本なのでお店にも置かせていただいております。

そして、昨日の話題に上がった日本の絵本作家?さんの男性の作品に
【おかあさんがおばけになっちゃった!】というものがあり、
2015年に出版されています。

Amazonのレビューを見比べてみても
わかるように(レビューが全てではないですが)
もしかしたら【おじいちゃんが〜】の絵本を真似して描いたのかもしれませんが
内容が追いついておらず残念な結果に。

他にも、【このママにきーめた】は、
もしかしたら鮫島浩二さんの本や池川明さんの胎内記憶シリーズの真似をされたのかなあ、とか、

今回炎上している歌も、
大黒摩季さんの歌に似ているんじゃないか、という意見もあり。

そんなことが浮かびました。

会議は、夜中3時までにおよび
資料として17歳の女の子のブログ記事が提出されました。
メモします。
【おまえ おとうさんだろ】https://lineblog.me/harukazechan/archives/887225.html

さらに、この日本の絵本作家は、
もしかしてサイコパス状態なのではないかという可能性も感じながら、
それを見抜けない出版社や広告代理店は
商業主義に走り、売り上げばかり考えていて
子どもたちのことが抜けているのではないか、
マスコミが「売れている!」と消費者を焚き付けて、絵本の売り上げを伸ばす手法は情けない。

また、作家のインナーチャイルドについては
ご両親が宗教の先生だったそうなので
子ども時代に自由な思考や暴力を禁じられたことでの抑圧や恨みなどが
作品の根底に感じられる狂気や呪いが滲み出る原因かもしれないと
想像しました。

有名、無名、さまざまな人に
さまざまなことを考えさせるきっかけを
与えたことは
ある意味すごい偉業です。

会議も終わり、モヤモヤの主な原因を見つけたことで
このことは終わりにしたいと思います。

参考になりました。ありがとうございます。
中学生の息子さんはよくわかっている!
【「ママがおばけになっちゃった!」に対する息子の批判がまっとうすぎる】
http://monyakata.hatenadiary.jp/entry/20151001/1443626648
がまくんとかえるくん、ふくろうくん、私も大好きです。

保育士養成や図書館に関わってきた方の現場の声。
【再び、違和感のある絵本を問う】
http://blog.livedoor.jp/poplar_green/archives/51930608.html

のぶみさんは
ご自分の絵本対象年齢の頃のインナーチャイルドを見つけて癒して、
たぶん、大人に向けたサイコホラーサスペンスなどを書いたら売れるのではないだろうか。
子ども向けを書かずにいられないのは
その子ども時代に言いたかったことが
山ほどあるのかもしれない。

個人的見解の独り言でした。おしまい。
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